SBT認定を取得するための、6ステップ
SBTとは「パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス排出量削減を目指す、国際的な削減目標」のこと。“パリ協定が求める水準”とは、「世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、さらに1.5℃に抑える努力をすること」を指します。
実際にSBT認定を取得するには、どのような対応が必要なのでしょうか?下記にて、SBT認定を取得するための大まかな手順を説明いたします。
【1】Commitment Letter(※)を事務局に提出(任意)
※「2年以内にSBT認定を取得する」と宣言する書類
【2】目標を設定し、申請書を事務局に提出
【3】SBT事務局による目標の妥当性確認・回答(有料)
【4】認定された場合はSBT等のウェブサイトにて公表
【5】排出量と対策の進捗状況を年一回報告し、開示
【6】定期的に、目標の妥当性を確認
※大きな変化が生じた場合は必要に応じ目標を再設定(少なくとも5年に1度は再評価)